小型二輪を相続した場合の名義変更|251cc以上のバイクの相続手続き
家族が亡くなり、251cc以上のバイク(小型二輪)を相続することになった場合、どのような手続きをすればよいのでしょうか。
「父が乗っていた大型バイクを相続したけれど、名義変更は必要?」
「車検が切れているバイクでも相続手続きはできる?」
「相続したバイクを自分で乗るのではなく、売却したい場合はどうすればいい?」
このように、小型二輪の相続手続きについて分からないことがある方も多いでしょう。
小型二輪は、普通車や軽自動車とは手続きの方法や必要書類が異なるため、まずはバイクの登録状況や相続関係を確認することが大切です。
この記事では、251cc以上の小型二輪を相続した場合の名義変更について、手続きの流れや必要書類、車検が切れている場合の注意点などを解説します。
小型二輪とは?
小型二輪とは、一般的に総排気量が251cc以上の二輪車をいいます。
大型バイクや一部の中型バイクなどがこれに該当し、登録・検査の手続きは運輸支局等で行います。
小型二輪は車検の対象となるため、相続したバイクについて手続きを行う際には、車検の有効期間についても確認しておきましょう。
また、バイクの相続手続きでは、排気量によって手続先や必要書類が変わるため、まずは相続したバイクがどの区分に該当するのかを確認することが重要です。
👉 自動車の相続手続き|車の所有者が亡くなった場合の名義変更・必要書類を解説
小型二輪を相続したら、まず確認すること
① 車検証を確認する
まずは車検証を確認し、現在の所有者として誰が登録されているのかを確認します。
亡くなった方が所有者として登録されている場合には、相続による名義変更の手続きを検討することになります。
一方で、バイクを使用していた人と車検証上の所有者が異なるケースもあるため、実際に誰が使用していたかだけで判断せず、車検証の記載を確認することが大切です。
② 車検の有効期間を確認する
小型二輪は車検の対象となるため、車検証などを確認して車検の有効期間を確認しましょう。
車検が残っているのか、それともすでに車検が切れているのかによって、その後の使用や移動などについて注意すべき点があります。
👉 車検切れの小型二輪を相続した場合の手続き
※詳しい記事は準備中です。
③ 相続人を確認する
小型二輪も相続財産となるため、誰が相続人となるのかを確認する必要があります。
相続人が複数いる場合には、バイクを誰が取得するのかについても確認しておきましょう。
名義変更の手続きでは、単に「家族の中で誰かが乗る」というだけではなく、相続によって誰がそのバイクを取得することになったのかを整理しておくことが重要です。
④ 誰が小型二輪を取得するのか決める
相続人が複数いる場合、バイクを誰が取得するのかを決めます。
例えば、亡くなった方に配偶者と子ども2人がいる場合でも、実際にバイクを取得する人は配偶者とは限りません。
「長男がバイクを引き継ぐ」
「配偶者がバイクを取得する」
など、相続人の間でバイクの取得者を決めたうえで、必要な相続関係書類を準備して手続きを進めることになります。
小型二輪の相続による名義変更の基本的な流れ
STEP1 車検証を確認する
まず、車検証を確認して所有者や使用者などの登録内容を確認します。
STEP2 相続人を確認する
戸籍などを確認し、誰が相続人となるのかを整理します。
STEP3 小型二輪を誰が取得するか決める
相続人が複数いる場合には、誰がバイクを取得するのかを決めます。
STEP4 必要書類を準備する
相続関係を証明する書類など、手続きに必要となる書類を準備します。
STEP5 運輸支局等で名義変更の手続きを行う
必要書類が揃ったら、所定の手続きを行います。
小型二輪の相続に必要な書類
小型二輪の相続手続き(名義変更)では、次のような書類を準備します。
なお、小型二輪の場合、車検が切れている状態でも名義変更を行うことができます。
登録車(普通自動車)の場合、車検が切れている状態で名義変更を行うには、原則として車検を取得するか、一時抹消登録などの手続きを検討する必要があります。
一方、小型二輪では、車検が切れている場合でも名義変更が可能です。
そのため、車検切れの小型二輪を相続した場合でも、まずは名義変更を行うことができます。
通常の名義変更の場合に必要な書類
相続した小型二輪について、取得する相続人を決めて通常の名義変更を行う場合、主に次の書類を準備します。
- 車検証(原本)
- 被相続人の死亡が確認できる戸・除籍謄本等(写しでも可)
- 小型二輪を取得する相続人が、被相続人の相続人であることを確認できる戸・除籍謄本等(写しでも可)
- 小型二輪を取得する相続人の印鑑証明書
- 申請書(OCR第1号様式)
- 手数料納付書
- 税申告書
- 委任状(行政書士等に手続きを依頼する場合)
※委任状には、小型二輪を取得する相続人の実印を押印します - ナンバープレート
※付いている場合で、被相続人と相続によって小型二輪を取得した相続人で、運輸支局の管轄が変わる場合
🚗 小型二輪車の相続手続きでお困りではありませんか?
車検証の確認から相続関係書類の準備まで、「何から始めればいいか分からない」という方もお気軽にご相談ください。
まずはお気軽にお問い合わせください♪03-6627-3121 または 090-3160-0596受付時間 9:00-18:00 [ 土日祝は9:30~15:00 ]
メールでのお問い合わせはこちら 24時間365日お気軽にお問い合わせください!小型二輪の相続による名義変更はどこで手続きする?
小型二輪の相続による名義変更は、新しい使用の本拠の位置を管轄する運輸支局で手続きを行います。
個人が使用する場合は、使用の本拠の位置が使用者の住所と一致するケースが一般的です。
そのため、相続した小型二輪を相続人自身が使用する場合には、原則として、その相続人の住所を使用の本拠の位置として、管轄する運輸支局を確認することになります。
なお、所有者と使用者が異なる場合などは、単純に所有者の住所だけを基準に判断できないため、「新しい所有者の住所」ではなく「使用の本拠の位置」を基準にすることがポイントです。
たまに、堂々と所有者の住所の位置を管轄する運輸支局で手続きをする。などと書いてあるサイトがありますが、無駄足になってしまう可能性がありますので注意が必要です。
手続きの際には、車検証や戸籍関係書類など、必要な書類を準備して運輸支局の窓口で手続きを行います。
また、行政書士などの代理人に手続きを依頼することもできます。
運輸支局の管轄を確認する
名義変更の手続きを行う運輸支局は、新たな使用の本拠の位置(住所)によって異なります。
そのため、まずは新しい使用の本拠の位置(住所)を確認し、管轄する運輸支局を確認しましょう。
相続による小型二輪の名義変更では、遺産分割協議書は必要?
相続による小型二輪の名義変更では、城南浅井リーガライズの経験上、遺産分割協議書の提出は必要ありません。
相続人が複数いる場合でも、小型二輪を取得する相続人が誰であるかを確認できる戸籍関係書類などによって手続きを行います。
ただし、今後制度が変わることも考えられなくはないですし、二度手間を防止するためにも、念のため準備段階で管轄の陸運支局に確認をしておくと、より安心でしょう。
車検が切れた小型二輪でも名義変更できる
小型二輪の相続手続きで、特に注意したいのが車検切れの場合です。
小型二輪は、車検が切れている状態でも名義変更を行うことができます。
そのため、
「父が乗っていたバイクの車検が切れている」
「相続したいけれど、車検が切れているから名義変更できないのでは?」
という場合でも、車検が切れていることだけを理由に名義変更を諦める必要はありません。
ただし、車検が切れている小型二輪を公道で走行することはできません。
名義変更後に使用する場合には、車検などについて別途対応する必要があります。
税金の無駄を考えて、一時抹消してから名義変更する場合
小型二輪については、車検切れの場合でも名義変更が可能ですが、今後すぐに使用する予定がない場合には、あえて一時抹消登録を行うという方法もあります。
例えば、
「相続したけれど、しばらく乗る予定がない」
「ナンバーがない状態で保管しておきたい」
「次年度の軽自動車税(種別割)の課税を避けたい」
といった場合です。
このような場合には、移転抹消という手続きが関係してきます。
移転抹消を行うことで、相続による名義変更と一時抹消をあわせて行い、ナンバーがない状態で保管することができます。
しばらく乗る予定もなく、今後売却をするのか、再び乗るのか、廃車にするのかを暫く考えたい場合、4月1日までに一時抹消登録をしておくことで、新たな課税を防ぐことができます。
相続人が一人の場合と複数いる場合では違う?
相続人が一人の場合と、複数の相続人がいる場合でも、小型二輪車の名義変更手続きのために準備する書類に変わりはありません。
しかしながら、相続人が複数いる場合には、誰が小型二輪を取得するのかを相続人間で明確にしたうえで、実際の手続きを進める必要があります。できれば、書面で明確にしておくとよいでしょう。
特に、相続人間での話し合いが十分に行われないまま手続きを進めてしまうと、後に相続人間でのトラブルに発展してしまう可能性もありますので、十分な注意が必要です。
相続した小型二輪の車検が切れている場合
相続した小型二輪の車検がすでに切れている場合は、注意が必要です。
車検が切れているバイクをそのまま公道で走行することは原則としてできません。
そのため、
- 名義変更をしたい
- 車検を受けたい
- バイクを別の場所へ移動したい
- 売却したい
- 廃車にしたい
など、今後そのバイクをどうするのかによって必要な対応を考える必要があります。
👉 車検切れの小型二輪を相続した場合の手続き
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相続した小型二輪を売却したい場合
相続した小型二輪を自分で使用せず、売却したいというケースもあります。
この場合も、まずは誰がそのバイクを相続するのかを明確にすることが重要です。
相続したバイクを売却する場合には、相続関係を整理したうえで、必要な名義変更等の手続きを行うことになります。
👉 相続したバイクを売却する場合の手続き
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相続した小型二輪を廃車にしたい場合
「古いバイクなので、もう乗る予定がない」
「車検も切れているので廃車にしたい」
というケースもあるでしょう。
相続した小型二輪を廃車にする場合でも、まずはそのバイクを誰が取得するのか、相続関係を整理することが大切です。
また、廃車にするための手続きについても、登録状況などを確認したうえで進める必要があります。
👉 相続した小型二輪を廃車にする場合の必要書類や手続き
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小型二輪の相続手続きでよくある質問
車検が切れている小型二輪でも相続できますか?
小型二輪車は、車検が切れていても相続財産になります。順に必要事項を整理して、相続の手続きを進めることが必要です。
相続人が複数いる場合、小型二輪は誰の名義にすればいいですか?
どなたが小型二輪車を相続されるのか、相続人全員で話し合って決める必要があります。
古い小型二輪で価値がほとんどない場合も手続きは必要ですか?
一般的には、なんらかの手続きが必要です。また、古いからといって価値がないとは限りませんので注意が必要です。
小型二輪の相続手続きでお困りの方へ
ご家族が亡くなった後は、戸籍の収集や預貯金、不動産など、さまざまな相続手続きを進めなければなりません。
その中で、
「バイクの手続きまで手が回らない」
「必要書類がよく分からない」
「相続人が複数いて、誰の名義にすればいいのか分からない」
「車検が切れているけれど、どうすればいい?」
といったことでお困りになる方もいらっしゃいます。
小型二輪の相続手続きは、バイクの登録状況や相続人の状況などを確認したうえで進める必要があります。
ご自身で手続きを進めることが難しい場合は、行政書士にご相談ください。
お問合せ
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