著作権相談員

日本行政書士連合会(日行連)が主催する『著作権相談員要請研修』を受講して、効果測定に合格しました!研修はVOD形式で合計5時間半程度あり、なかなかボリューミーでした。効果測定に至っては研修では全く触れていないような細かい論点も出題され「難易度高い!」と感じましたが、資格者としての一般的な法知識をもって解答した結果、合格(おさらいは必須です)できました。

この研修制度は、日本政府の知的財産立国施策や文化庁の著作権行政の意向を踏まえて、事業者や地域の皆様の著作権に関する相談に対応できる行政書士を養成することを目的として実施されている研修です。すべての研修を受講した後効果測定に合格すると、文化庁、公益財団法人著作権情報センター、一般財団法人ソフトウェア情報センターに提供される『著作権相談員名簿』に氏名や連絡先などの情報が登録されます。この名簿は日行連のホームページで公開されていて、文化庁のホームページにある『著作権に関するお問い合わせ先』のページからリンクで飛ぶことができるようになっています。

そもそも著作権って、『特許権、実用新案権、意匠権、商標権のようないわゆる産業財産権』とごっちゃになってしまっている方も多いかと思いますが、保護の対象や保護期間などが異なり、所管丁も異なります。行政書士は『著作権』に関する登録手続きの代行をはじめ、著作権利用に関する契約書作成や関連する相談などを幅広くおこなうことができます!もちろん、著作権以外の知的財産権に関する業務もおこなえます。

他人の著作権を侵害をしてしまうと、想像しているよりも重い刑事罰(罰金や懲役)が科される可能性があり、更に民事での損害賠償請求なども考えられます。。怖いです。 ネット社会となり大変便利な世の中となりましたが、便利であるがゆえに気付かないまま法を犯してしまうリスクがあるということを十分に認識したうえで、私自身も日々の業務や行動をしてゆく必要があると改めて感じました。

著作権その他知的財産権について、お困りのことなどありましたら是非お問合せください。法改正が多くとても奥が深いので、日々理解を深め、問題解決に貢献してまいります!!

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ASAI HIROSHI